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2012年9月4日火曜日

PCDJ・CDJ・アナログレコードDJのメリット・デメリットについて CDJ編 Select the equipment #3 CDJ


さて、DJ機材についての短期集中連載、今日は
#1 PCDJ・CDJに共通するメリット・デメリットについて
#2 PCDJのメリット・デメリットについて
に引き続き、

「#3 CDJのメリット・デメリットについて」

です。ちなみに明日は最終回「#4 ANALOG DJのメリット・デメリットについて」です。※なお、2012年9月現在の内容となります。
「#3 CDJのメリット・デメリットについて」
[メリット]
CDJにも寄るがエフェクターやサンプラーが組み込まれていたり、ループができたり、ミキサーや他の機材と同期できたりと、プレイの幅が広がる。
PCDJと比べると、どこのクラブにも常設されているので、ハードを持ち歩く必要がない。
盗難等のリスクが少ない。CD-Rであれば盗難されてもまた作成できる。音源を気軽に焼ける。
フリーズやトラブルのリスクがあるPC、レコード自体の傷やスクラッチ等の使い方によりプレイに影響が出るアナログに比べると安定している(マシントラブルが少ない・スクラッチ等のテクを多用しても針とびの心配はない)ため、どこでも安定したプレイが可能。

[デメリット]
同一ブランドのCDJに慣れてしまうと、他のブランドのCDJが使いづらい。
CD-Rが主流だが、メディアとして使用できる期間が短い。
デジタルとしてはDVDやPCの方が音質がいい。
※基本的にCD-Rの最短寿命は2週間以下。平均寿命は2年前後以下、最長は10年~20年。プレスディスクであるCD-ROMでも保証されている寿命は最長20年。この寿命に関して、アナログメディアであるレコードと比較すると明らかに悪い。

[個人的感想]
CDJに関しては、CDJのみ出プレイする方もいますが、PCDJ(転換の時)でもANALOG DJ(デジタルでしかないトラックをプレイする時)でも併用している方は多いと思います。つまり、プレイヤーは何かしらCDJにお世話になってるわけです。どこのクラブにも何らかのCDJが常設されている事を考えると、軽くて持ち運びが一番楽だし、CD-Rとかだと盗難でも慌てなくていいし、凄くいいスタイルです。PCはどうしてもトラブルがあるし、アナログは重いしロストバゲージもあるけど、CDJはどこでも常設されていてある程度のプレイができるから、一番間違いないという事です。ですので、CDJをDJシステムとして使いたい方は、CDJのみでプレイするか・それ以外もプラスしつつプレイするかに別れると思います。最近ではUSBメモリでもできますもんね。ただ、国内のクラブで標準化してるpioneerのCDJは高いので、初期投資がそれなりに...あと、デジタルの宿命ですが、家電製品並みのスピードで新しいハードが出てしまうので、それにある程度対応しないといけないという点もあるかも。

個人的には既に生産終了したテクニクスのCDJ2台を所有してます。普段はそう使いませんが、たまにデジタルでどうしても使いたいものがある場合に使ったりします。便利だと思うんですが、このアナログ的なタッチを再現したCDJに慣れると現場に多いpioneerのCDJが軽く感じてしまい使いづらくなるわけです。このようにpioneerのCDJが標準化している現状で、他社製品に慣れていると、現場で戸惑う事もあると思います。CDJ=pioneerぐらいの感じを持っていた方が間違いないです。何年か前にシドニーで6件のクラブをハシゴしましたが、どこ行ってもpioneerのCDJが常設されてました。そのぐらい浸透してるわけです。また、同じ感じですがCDJには機能としてエフェクターとかもついてたりします。そういう機能もメーカー・機種固有だったりするので「DENONやVESTAXのCDJで慣れてたのに現場はpioneerしかなかったので、満足いくプレイができない〜」なんて事になりかねません。その場合は自分で持ち込むか現場の機材指定ができるぐらいビッグになるかしかありませんw

あと、上記にも書きましたが、CDJでプレイするDJが使用するメディアはCD-Rが多いですが、CD-Rは劣化が激しく耐久性には疑問符がつきます。ただ、CD-Rは安価なため、ダメになればまた焼けばいいという事でもあると思います。あと、全く同じ音源をDVD-RとCD-Rに焼いて聴き比べると、あからさまにDVD-Rの方が音が良くて驚いた経験があります。最近、DVD-Rの値段が下がったのもあって、CD-Rの方が手に入りづらかったりもします。

よく言われますが「今はまだ過渡期でこれが標準っていう決定的なスタイルがない」現状で、安定的で最も環境に左右されないプレイスタイルがCDJかもしれません。というか、機材がどんどん進化して行ってる中で、昔のANALOG DJの様に今後コレが標準っていうスタイルはもう出てこないかもな〜

さて、明日は最終回「#4 ANALOG DJのメリット・デメリットについて」をお送りします。宜しくお願いします。

そんな感じで、また明日〜

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