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2017年2月20日月曜日

[続] Technics テクニクス ターンテーブル SL-1200シリーズ 修理方法 [やればできるっ]


2015年2月末に下記記事
Technics テクニクス ターンテーブル SL-1200シリーズ 修理方法 [やればできるっ]
にて修理したタンテですが、2017.2.18にまた断線が発覚しました...

掃除・洗濯・洗い物・部屋の模様替えなど家事をしていて、ふとBGMを掛けようとした際に気がつきました。最初は、飼い猫にマーキングされてフロントパネルが濡れていた(怒)DJミキサーがおかしいのかと思い、機材部屋に置いてある他のタンテやCDJやミキサーを持ってきて入れ替えたりして散々色々試していった結果、タンテの不調と判明。...途中から何となく予感はしていたけれど、それだけはマジで勘弁と思っていたわけです...

...そもそも、久々のゆっくりした土曜日に部屋の掃除 → 模様替えを楽しみ、この後は昼寝を満喫する気でいたら、いきなりタンテをバラさないといけなくなったわけで、怒りを超えて脱力しましたw しかも、夕方16:30には先輩のお店に伺いDJセットの設営を頼まれており、この時点で15時をとっくに過ぎていて、昼寝は絶望的... 優雅な土曜の昼下がりのはずが、慣れないはんだで火傷確定のバタバタの午後と早変わり...

ちなみに、前回同様赤いケーブル側で、バラしてみるとはんだ付けが甘かったらしく、視認できるレベルで緩んでました。

というわけで、以下作業です。なお、前回の経験・記憶・記録があるので、作業所用時間は30分ほどでした。初めての方でも1時間あれば充分できると思います。


まずは裏側のネジを外します。3種類のネジがあり、数も多いのでなくさないように。

そしてゴムやインシュレーターを外した後は、上記のように基盤にはんだ付けしている部分のカバーを外します。

...このカバー、必要ないかもしれません。純正のコードならいいんですが、自分のように別の太いコードに変えた場合、うまく収まらずに干渉し突っ張った感じがあるため、これも断線の原因となってる気がします。おそらく外しても問題ないパーツなので、今回はつけたままですが、今後も断線する場合があれば外すつもりです。


こんな感じ。なお、アームが曲がらないように下にはクッションを挟んでいます。


脱力していたので、プラッターを外すどころか、レコードを載せたまま分解開始。雑ですが、再度どちらの音が出ないかを確認してます。


はんだは温めてます。今回も火傷しました。


この赤い配線↑の真上・真ん中のはんだが甘かったわけです。確かに他より浮いてました。ただ、持ち出し用のタンテだったりもするので、色々持ち運ぶうちに緩む結果となったようです。緩む隙がある感じだったというわけです。そういえば据え置き用のタンテは2台とも壊れた事ないもんな~


このゴムパッドが硬くて、なかなか曲者w


アースと電源コードはしっかり通しておいて、遊びのないように。

...遊びがあると、意外なところに巻き込んだり挟まったりして、新しい断線の元となります。修理してるのか壊してるのかわからんw


最後にネジとインシュレーターを戻して完成です。

教訓として
■はんだはケチってはいけない(他と接触しないレベルで、しっかり盛る)。
■ケーブルはしっかり剥いて長めに。
■ねじはなくさない(今回もバラした後にねじがひとつなくなった...)

...どれも当たり前なんやけど、自分みたいな素人がやるとなかなかうまくいかないわけで。

そんなわけで、Technics テクニクス ターンテーブル SL-1200シリーズ 修理方法の続編でした。長文・乱文失礼しました。