2015年12月の師走の慌ただしい中、恐らく皆様も忙しく過ごしているのではと思います。
そんな12月、何かと呑み事やイベントも増えるシーズンですので、毎年のとおりほぼ毎週末DJイベントに出演が決まっていてバタバタしており、その上元々のガサツで忘れやすい性分が相まって、レコードやら機材をもって出かけようと自宅マンションを出た瞬間に盛大にコケました。玄関先で股間接に優しくないダメージを受けて、寒さ以上に痛みで震えるぐらいでした。
そして、その最たる成果がこちらです↓
...う~ん、 メインで使っているお気に入りのヘッドフォン AIAIAI TMA-1 Studio Headphonesが真っ二つに割れました。正しくベッキベキのバッキバキですねw 瞬間接着剤でどうにかなるかもとか思って挑戦したけど、まあ、無理ですよねw その結果、折れた箇所が白くなってます。20年以上DJしてますが、片耳から聴こえなくなるとか断線とかは珍しくないけど、こういう風にヘッドフォンが壊れた事はさすがにないな~ この歳でも初体験ってまだまだあるんやな〜
他にもULTRASONE DJ1PROやTechnics RP-DJ1200-KやTechnics RP-DH1200-SやVestax KMX-3 スティック型を持っているのですが、いずれもDJ用途で制作用途には向いていません。要するに、制作用途で購入し、かつ唯一の制作用機であるAIAIAI TMA-1 Studio Headphonesを敢えて使わなくていいようなDJのイベントに持ち出した挙句壊してしまい、DJ用途のヘッドフォンしかなくなったわけです。言い訳として... DJの時間内でライブセットをやる事も多いため、AIAIAI TMA-1 Studio Headphonesを持ち出してはいたのですが、まさかコケて真っ二つにするとは夢にも思いませんでした。粗忽者とはこの事でしょうね。
壊れたAIAIAI TMA-1 Studio Headphonesは本当に音質がフラットで、まさに制作向けだたったのと、側圧がたいへん優しくて包み込む感じで、武骨なデザインも相まって、この上なく愛用してたわけです。DJ用途としては、フラットすぎて迫力がないので物足りないって方もいるかもしれませんが、リファレンス機とするなら本当に優秀な相棒でした。
...そんな大切な相棒をこれ以上ない馬鹿馬鹿しい理由で失い、残りの師走のイベントはどうしようかと悩みつつ悲しみに暮れる自分の前に、まさに師走らしく、近年すっかり姿を見なくなっていて存在すら忘れていた
「OK、GO!」
というわけで、制作用のフラットなヘッドフォンを買い直す事に。
購入にあたっての優先順位は
1. リファレンスにできるフラットな音質
2. 側圧が適度なもの
3. 壊れないもの
で、色々調べて検討しましたが、AIAIAI TMA-1 Studio Headphonesと同じくAIAIAIがいいかなと。音質はもちろんですが、側圧が優しくて好きな点もポイントが高いです。ULTRASONE DJ1PROも側圧は優しいのですが、音が硬く仕上がっていて、4つ打ちのDJ用途には抜群のヘッドフォンなんですが、制作には向かないなと。
というわけで、少し前にAIAIAIから登場したフラッグシップモデルの「TMA-2 MODOULAR」がいいかなと。スピーカーユニット、ヘッドバンド、イヤーパッド、ケーブルを自由に組み替えることのできる「モジュラーシステム」を採用した今までにない革新的なヘッドホンで、自分好みの音質やデザイン、装着感に合わせてカスタマイズすることができ、その組み合わせは全部で360通りもあるとの事。...多すぎやな。シチュエーションに合わせて組み立てられた「PRESET」もラインアップされているので、これをベースにカスタマイズすることも可能だそうで。
...つまり、わかりやすく書くと、壊れても部品単位で交換できるって事です!どこが折れようが、どこが断線しようが、そのパーツのみを交換すればいいわけです。これはランニングコストを抑えれるかも。あと、AIAIAI TMA-1 Studio Headphonesの残った部品も流用できますし。
なお、AIAIAIとはこんなメーカーです↓。
AIAIAI(アイアイアイ)は、デンマークはコペンハーゲンに本社を置くオーディオデザイン・ブランド。 豊富なプロダクトはいずれも近代的でシンプルなデザインでありながら、クリアで力強いサウンドをリスナーに提供している。デンマークの音響設計及びエンジニアリングにおける技術は世界的に高く評価されており、AIAIAI ヘッドフォンは確実にその一翼を担う存在であると言える。 北欧伝統のシンプルなデザイン、よりよいサウンドを追求する姿勢が、流行という枠を超えた新しいスタイルの提案を実現させ、現在様々な著名アーティスト達がAIAIAI ヘッドフォンを愛用している。 世界的に著名なデザイナー、オーディオ技術者、DJ等とのコミュニケーションによって作りだされた独特の機能美は、他のプロダクトとは一線を画しており、その唯一無二の存在感で世界中のユーザーを虜にしている。
日本国内の総代理店は有名なStokyoさんなので、安心して購入できます。
そんなこんなで、色々考えてTMA-1 Studio Young Guru Editionを購入しました。通常の黒のコードはすでにストックで持ってるので、持っていない赤のコードがいいな~とか思いつつ。
■TMA-1 Studio Young Guru Edition ヤンググールー プリセット (Young Guru Preset)
グラミー賞を受賞経験を持つサウンドエンジニアYoung Guruとのコラボレーションによって誕生したモデル。 スピーカーユニットは日本製ボイスコイルと超軽量ダイヤフラムを搭載しパワフルかつ繊細な音を再現する「S04」。ヘッドパッドとイヤーパッドには形状記憶フォームを採用し装着後、耳の形へ完璧にフィットしていきます。ミキシング、マスタリング作業も高音質で正確に行え、長時間使用しても疲れない快適性を実現しました。
※このプリセットモデルは、構成する4つの部品が一つの箱に入っており、お客様自身に組み立てて頂く商品となります(組立説明書同梱)。
...まあ、当然組み立て式なのが気になりましたが、
を見る限り、簡単そうなので問題ないかと。
そして、注文から2日後、そうこうしている間に
届きました!
しっかりした箱です。なんかおしゃれ。
中はこんな感じ。
ステッカーも可愛い。
...組み立ては、簡単でしたw ちゅか、タンテの修理した時を考えると、組み立てとは言えないかもw
差し込むだけです。
配色が好きかも。
コードもいい感じ。
イヤーパッドは、感触が好きなAIAIAI TMA-1 Studio Headphonesのものを移植しました。
というわけで、無事完成!...今回のコケて壊したという馬鹿馬鹿しさをしっつかりと胸に刻んで、今度こそ大切に使っていきたいと思います。...壊れたらパーツ交換できるしねw
最期になりましたが、乱文・雑文にお付き合い頂き、ありがとうございました!
それではまた~♨
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