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2012年9月5日水曜日

PCDJ・CDJ・アナログレコードDJのメリット・デメリットについて アナログレコードDJ編 Select the equipment #4 ANALOG DJ


さて、興味のない方にはな~~~~んにも面白くないDJスタイル・機材についての短期集中連載w、今日は
#1 PCDJ・CDJに共通するメリット・デメリットについて
#2 PCDJのメリット・デメリットについて
#3 CDJのメリット・デメリットについて
に引き続き、最終回「#4 ANALOG DJのメリット・デメリットについて」(2012年9月現在)です。これで最後です! 結構アタマ使って疲れたので、こういうのはしばらくやらないっw

「#4 ANALOG DJのメリット・デメリットについて」
[メリット]
アナログ特有の音質。デジタルと比較すると丸みがある。
PA卓に至るまでデジタル機材を導入・対応しているというクラブはまだまだ少ない(それなりにコストも必要...)ため、基本的にクラブの機材との相性がいい。
メディアの耐久性が高い。適切に保存・使用すれば長期間使用できる。アナログ自体はお酒等かけられてもほとんどの場合使用可能。
触覚のみでコントロールできる。
アナログのみでリリースされる音源がある。
タンテとCDJとミキサーと考えた時に、PCDJ・CDJと比べてハードにかかる値段は安いので、機材にもよるが初期投資が安く済む。
レコードの中にはプレミア価格がつくものがある等、コレクター的な要素もある。

[デメリット]
レコードによっては極端に音質のばらつきがある。
他と比べて、とにかく重くて場所をとる。
保管には温度や湿度等に気を使う。
盗難のリスクが高い。よく行方不明になる。
傷が入ると使えない場合がある。
一曲にかかるコストが他と比べて圧倒的に高い。
レコードのプレス数が決まっているため、欲しい曲でも簡単には手に入らない。最近ではそもそもアナログにならない曲も多い。
他と比べてハードは安いが、レコードが高いのでランニングコストが高くなる。

[使用感想]
当たり前ですが、デジタルは信号化されたデータなので、それと比較すると原音の振動を記録したアナログレコードの方が原音に忠実です。デジタルはデータ化する過程でどうやっても音にカドができるわけですが、アナログは原音のままなので丸いです。レコード自体がジャケットから盤まで商品価値があって売られているので、コレクター的な要素もあります。メディアとしての歴史が長く、昔から現在までアナログでしかリリースされていない音源も多いです。どこに行ってもだいたいテクニクスのタンテか同じようなタンテが常設されているので、安定したプレイができます。手で操作するので、自分で直接盤を触ってテンポを合わせたりずらしたり等の操作が可能です。

でもって、とにかく重いです。大阪に遠征に行った際にうっかりカートを忘れた時は、本当に腰を痛めてしまいまさに悪夢でした。ある程度のレコードを持って移動となると、女性には辛いかもしれません。また、盗難の話を聞きますし、クラブプレイの際にバタバタしててとりあえずざっくり片付けてしまって後で探すとなかなか見つからないなんてよくあります(盗難じゃなくて酔っぱらってしまうところを間違えたり)。一曲にかかるコストがデジタルデータと比べて少なくとも倍以上します。最近はブランニューチューンが半年前にデジタルのみでプレリリースなんて事がありますが、当然プレイできません。また、そういうブランニューチューン自体がアナログ化されない事も多いです。液体(水・お酒)には強いですが、傷には弱いです。

以上、ANALOG DJのメリット・デメリットでした〜 お付き合い頂き、ありがとうございました♪

さて、全4回に渡り短期連載してきました。結局は自分が何をしたいか・何が好きかによると思いますんで、色々触って経験してみて下さい。自分なりの答えが自然と出て来ると思います。あと、個人的な意見ですが、機材にお金を惜しまない事・妥協しない事は必要だと思います。別に高けりゃいいっていうわけではなくて、用途にあった機材に関してはある程度の出費をしてでも買うべきだと言う事です。妥協してるとすぐに安物買いの銭失いになりますよ〜 とはいえ、機材も凝り出すとどこまでも深いので、満足のいくラインで線引きは必要でしょうけどw

あと、どの現場でも最低限のルールやマナーは守りましょう。DJスタイルは様々でも、ハコに出演するプレイヤーとして守るべきルールやマナーはあります。針やヘッドフォンはDJとして自分の音に関わる大事な機材で、自前で用意するのが当たり前です。それを持たずにDJきどりのプレイヤーは恥を知らないといけないと思います。現場で見ていればわかるだろうけど、ちゃんとしているプレイヤーは必ず持参してます。当然、ゲストで来県した有名DJ達も自前のヘッドフォンや針、時にはスタビライザーやケーブルやエフェクターまで持ってきてます。バンドのギタリストがギターを持たず他のギタリストのギターを借りたり、ボーカリストが自前のマイクを持たずに他のマイクを借りてライブをする事がないのと同じで、DJにとって楽器であるヘッドフォンや針を持たずにイベントに出るのは、アタマがどうかしてると思います。さすがにスリップマット・シートやスタビライザーまで持っていこうとはいいませんが、ハコや他のプレイヤーへの最低限のマナーとして、自分の針とヘッドフォンは必ず現場に持参しましょう。

そんな感じで、また〜

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